オーナー新聞2025年11月号|「あの設備があるだけで決まる!」~2025年最新トレンドを読み解く~|セキュリティ強化で安心できる物件へ【更新】オーナー新聞2025年11月号 | 川崎・新川崎・鹿島田の賃貸は第一ハウジング株式会社にお任せ下さい!

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  • オーナー新聞2025年11月号

    2025-11-30

    「あの設備があるだけで決まる!」
    ~2025年最新トレンドを読み解く~


    賃貸住宅新聞が毎年公表している「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても入居が決まる」TOP10、「この設備がなければ入居が決まらない」TOP10が今年も発表されました。今回は「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても入居が決まる」TOP10に焦点を当てていきます。

            

    今年のランキングを見ると、入居者のニーズがますます“快適さ”と“安心感”へと移っていることが分かります。
    単身者向けでは「高速インターネット(1Gbps以上)無料」が1位に。以前は「Wi-Fiが使えれば十分」でしたが、テレワークや動画視聴の普及により、より高速で安定した通信環境が求められるようになりました。ファミリー層でも2位にランクインしており、もはやネット環境は“生活インフラ”の一部と言っても過言ではありません。注目すべきは、「高速」の部分です。昨今はただネット無料が導入されているだけでは魅力になりません。その性能が重視されます。
    次に注目したいのが「オートロック」「モニター付きインターホン」です。特に小さなお子様や共働き世帯では、防犯面での安心感が重視されています。「家賃が多少高くても安心できる物件を選びたい」という声が増えており、セキュリティの整備は今後も重要な差別化ポイントになるでしょう。
    また、「宅配ボックス」は単身・ファミリーどちらにも根強い人気。再配達の手間を減らせるうえ、忙しい入居者にとって大きな魅力です。
    さらに、「追いだき機能」「システムキッチン」など、日常生活の“ちょっとした便利さ”が選ばれる理由になっているのも特徴です。
    入居者が求めているのは、豪華さよりも“暮らしやすさ”。この視点が、長く住み続けてもらうためのカギになります。たとえ築年数が経った物件でも、通信環境や宅配ボックス、防犯機器など、比較的低コストで導入できる設備は多くあります。新築と比べてハード面で不利な分、こうした“現代の標準装備”を整えることで、入居率アップに直結します。

    💡実践のヒント
    ネット回線の見直しを!
    物件にもよりますが、新規での導入では1戸あたり3,000円前後/月~導入が可能です。
    また既存の「無料Wi-Fi」から「高速インターネット(1Gbps)」への切り替えは、費用対効果が高くおすすめです。
    当社からオーナー様へ提案し、導入・グレードアップ後賃料アップが実現した物件もございます!

    防犯・安心感をプラス
     オートロックが難しい場合でも、「モニター付きインターホン」を設置する事で、防犯面、安心感アップにつながります。
     モニタ付きインターホンは40,000円~設置できます。

    共働き世帯への配慮を
     宅配ボックスは、日中不在がちな入居者の満足度を高めます。

    「今ある設備をどう活かし、何をプラスできるか」が重要ですので、お悩みの際は是非当社までご相談下さい。
    川崎西口本店 小宮

     



    セキュリティ強化で安心できる物件へ

    近年、賃貸物件を探す入居者の多くが「安全性」を重視するようになっています。以前から単身女性は物件のセキュリティ面を重視する傾向がありましたが、ストーカー事件や「闇バイト」による強盗事件が相次いだ影響もあり、老若男女問わず安全性の高い物件を求める声が高まっています。
    では、入居者が安心して過ごせる物件にするにはどうしたら良いのでしょうか。


    1.    侵入されにくい環境づくり
    セキュリティ強化と聞いてまずはじめに思い浮かべるのはオートロックやモニタ付きインターホンの導入でしょう。導入に
    かかるコストは高いですが、誰もがここの物件は安全だと思える一つの基準になっていることは言うまでもありません。
    前面でご紹介した「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても入居が決まるTOP10」でもエントランスのオートロックが単身向けで2位・ファミリー向けでは1位となっています。人気の高い設備であることから空室対策や長期入居にも繋がるでしょう。


    2.    共用部を綺麗に保つ
    「割れ窓理論」をご存知でしょうか。アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング博士らが提唱した、
    1枚の割れたガラスを放置するとさらに割られる窓ガラスが増え、いずれ街全体が荒れて犯罪が増加してしまうという理論です。共用部にゴミが落ちていたり、草が伸び放題の状態であれば、「誰も当該物件に対し関心を払っていない」というサインとなり、犯罪者に狙われやすくなります。また、住民のモラルも低下し安全確保に非協力的になっていくとも言われています。定期的に共用部の清掃や草刈りなどを行い、美観を保つことが重要です。


    3.    「見える」防犯で犯罪を寄せ付けない
    防犯は見せることも重要です。防犯カメラやセンサーライトなどは、犯罪の抑止効果が非常に高いと言われています。監視されているという心理的プレッシャーをかけるだけでなく、侵入者の存在に気付くきっかけにもなります。
    また、万が一事件が起きた際の重要な証拠となります。不法投棄やゴミ捨てのマナー違反などの問題にも、証拠映像が有効な場合があります。

    防犯対策は一度整えれば終わり、というものではありません。既に導入している物件であっても設備の老朽化や入居者層に合わせて、定期的な見直しが必要です。
    しかし、「入居者に安心して住んでもらいたい」というオーナーの想いが伝わる物件は、入居者から信頼され、長く選ばれるものになります。安全・安心は数字には見えにくい価値ですが、結果として入居率の安定・物件価値の向上・トラブルの減少につながります。防犯対策は“資産を育てるための投資”。その視点を持つことがこれからの賃貸経営には欠かせません。
     設備導入や共用部の定期清掃についてご相談があれば第一ハウジング株式会社までお気軽にご相談ください。

    川崎西口本店 営業支援 千葉


    テーマ名 

    ページ作成日 2025-11-30