オーナー新聞2022年11月号|インボイス制度導入まであと1年 ～ 2023年までにすべき事～｜【入居者に人気の設備ランキング2022】 全国賃貸住宅新聞【更新】オーナー新聞2022年11月号 | 川崎・新川崎・鹿島田の賃貸は第一ハウジング株式会社にお任せ下さい！

オーナー新聞2022年11月号

2022-11-29

インボイス制度導入まであと1年
～ 2023年までにすべき事～

　７月号のオーナー新聞でも取り上げましたが、インボイス制度についてもう一度触れたいと思います。インボイス制度は不動産賃貸経営にも影響があり、特に事務所や駐車場、店舗ビルを賃貸しているオーナー様は、特に考える必要があります。
◆◇インボイスにおける重要なポイント◇◆
■免税業者にこそ影響がある
　事業規模が比較的小さいために消費税の納付を免除されてきた免税事業者こそ、大きな影響を受けると言われています。
■免税業者の益税が無くなる
　免税業者から課税業者へと変更する場合、益税として受け取っていた消費税を新たに負担することになります。
◆◇オーナー様のインボイスへの対応◇◆



アパートなどの住宅の賃料は消費税が非課税なので、インボイス制度の影響はありません。
免税事業者のままでいることも制度上は問題ありませんが、課税事業者の賃借人は、インボイスがないと仕入れ税額控除を受けられず、消費税の負担が増えるため、
・消費税分を賃料から値下げしてほしい。
・インボイスを発行してもらえる物件に転居したい。
といった要望が出ることが考えられ、結果的に競争力が低下し収益が減少することが懸念されます。
そのため、オーナー様が課税業者になってインボイスを発行するか、賃料を減額せざるを得ない状況になる恐れがあります。
すでに消費税の課税事業者のオーナー様は、2023年3月31日までにインボイス発行事業者の登録を申請してください。
また、免税事業者のオーナー様が登録をするか否かの判断基準としては、
①    課税業者の入居者がいるか。
②    課税対象の売上がどれくらいあるのか。
を、事前に確認しておくことが有効です。
インボイス制度の開始まで１年を切りました。当社としても、今後も継続的に当制度について情報提供等を行ってまいります。オーナー様の皆様におかれましても、保有している物件の種類や課税に関するご状況をご確認いただき、適格事業者への登録の必要性・可否についてご検討ください。
ご不明な点等がありましたら、弊社や顧問税理士の方にご相談いただければ幸いです。

業務部　守屋

「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても入居が決まる」TOP10では単身者・ファミリー向けで
2冠を獲得したのは「インターネット無料」です。また「高速インターネット」も単身者向けで3位、ファミリー向けで4位と順位を上げています。コロナ禍で高速ネット環境が重要視される様になりました。

　　　　　　　　

在宅ワークやオンライン授業、動画視聴など新型コロナウイルス禍でさらに要望が高まっている事が伺えます。
弊社に来店されるお客様はインターネット設備をお部屋選びの条件としている方も多く、単に無料という事より通信速度が高速かどうかを重視している方が増えている印象がございます。
オンラインミーティングや授業で必要という方のみならず、ユーチューブの動画視聴やオンラインゲームなどが流行していることが需要増加の背景にあると思われます。

「この設備がなければ入居がきまらない」TOP10
「室内洗濯機置場」が単身者向け1位ファミリー向け2位と安定した人気がございます。
単にセキュリティー面を気にするだけでなく、夏は暑く、冬は寒いため、一旦外にでるのを嫌がるといった側面もあります。

　　　　　　　　　　

さらに最近はドラム式の洗濯機が設置できる洗濯機置場を要望している方が増えています。
ドラム式洗濯機は洗濯から乾燥までを自動で行う為、時間を有効に使いたいと考えている20代から40代の単身・ファミリーに人気があります。
ドラム式を設置するには洗濯機置場の前にドアを開けるスペースがある事、また止水栓が高い位置にある事が必要です。こうした入居者の需要を物件づくりに反映していくことが入居者獲得の近道になります。

テーマ名　オーナー新聞

ページ作成日　2022-11-29