オーナー向け経営情報
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入居者ニーズと居住品質
賃貸市場の繁忙期が過ぎました。人口減少が進み空き室率の高まりが懸念される昨今ですが、物件の競争力を維持する為に何が必要なのでしょうか。
<設備> ~入居者に人気の設備ランキング~
空室になってしまっている物件で、簡単に物件のグレードアップができるのは設備の充実です。
<表1>は入居者にとって絶対条件の設備と言えます。繁忙期を過ぎて長期空室の物件でしたら、導入を検討されたらいかがでしょうか。
<表2>は「これがあれば少し高くてもいい」設備。より選ばれる物件になるためには一考ありと言えます。
人気設備に関しては昨今の入居者のライフスタイルが大きく影響しています。
スマートフォンの急速な普及により、ネット通販の利用、ネット対応型ゲームやYOU TUBE等の動画を楽しむなど、生活の中でインターネットの利用がなくてはならない要素になってきています。インターネット無料の設備は「この設備があれば相場より家賃が高くても決まる」ランキングでシングル・ファミリーともに2年連続で1位となっています。
また、ある調査では新築物件の6割がインターネット無料となっているとのことです。現在、全空室におけるインターネット無料物件は2割に満たなくても、毎年新築物件が供給されていくにつれ、いずれは賃貸物件でそれが当たり前のようになると考えられます。
<居住品質>入居者の満足度について
部屋探しにおいて、当初は駅からの距離や間取り・設備など、生活利便性が重視されがちですが、入居後は生活の中の音や断熱性といった構造的な性能が気になってくるようです。
物件の構造的な部分であるため、すぐに改善するのは容易ではありませんが、入居者にとって快適さがあれば、その後長く入居が見込まれます。
2000年から住宅性能表示が始まり、以後供給された持家物件の住宅性能は大きく向上していきました。一方で賃貸住宅の居住品質は軽視されて性能格差は広がってしまったといわれています。
消費者の心理として、良いものを知ってしまうと劣るものの需要は一気に減少します。今後の賃貸需要を考えると、より長く賃貸経営を続けていくために賃貸住宅の居住品質を高めていくことが好ましく、これから賃貸住宅を建築する、あるいはリフォームを検討中の場合は性能部分の強化も視野に入れることが重要です。
参考:「全国賃貸住宅新聞」 ㈱全国賃貸住宅新聞社
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